児童養護施設の現状

現在、児童養護施設は全国589箇所、約3万人の子供たちが
「親の虐待」「育児放棄」「暴力」など
精神的な痛みを受け、親から離れて暮しています。

家庭で多くの愛情を受けて将来の夢や希望を持つはずの子ども達が、
施設では不安と孤独そして我慢を受け入れて生活しています。

さらに、施設の子ども達は、高校卒業時(18歳)で施設を
退所するタイムリミットがある中で、限られた選択肢の中から
自分の進路を決め、突然社会に出され、全てが自分の責任となる
自立を求められる現状は今も続いています。
その為、児童養護施設の子ども達には、施設在所時から、社会に出ること、
自立する事を想定した多くの体験やセミナーが必要な状況です。

どうぞ皆様、一人でも多くの子どもたちの本当の笑顔の為に、
ご理解・ご協力いただけますよう皆様のお力をお貸しください。

児童養護施設の入所児童数

出典:厚生労働省「社会的養護の現状」